今年も猛暑の夏、コロナ禍の収束しない夏となりました。

定時制課程は、7月29日に授業が終わり、翌日から夏休みとなっています。

その前の27日には全クラスで校舎内の大掃除、全学年次合同集会を行いました。暑い中ではありましたが、生徒の皆さんは体を動かすことを厭わず、教室の窓ガラス等きれいにしてくれました。

続く合同集会(終業式に相当)では、村松から女流棋士 里見香奈さんの話をし、生徒の皆さんにも自分の好きなことに没頭し挑戦してほしいということを伝えました。

7月末には里見香奈さんは女流タイトル4冠と紹介しましたが、その後タイトルを奪還し今は5冠です。これから行われるプロ棋士への挑戦でも、好成績が期待できそうです。ぜひ応援したいと思います。

この夏、全国定時制通信制体育大会に参加する生徒さんたちがいます。卓球が先陣を切り、ベスト16をはじめとして好成績を残してくれました。その後、剣道、陸上、ソフトテニス、バドミントンと出かけていきます。3年ぶりの大会参加です。緊張もあるでしょうが、それぞれに好きなスポーツを存分に楽しんできてほしいと思います。

東京や関東地方へ宿泊を伴う遠征に出かけるということ自体、高校生にとって貴重な経験です。定時制通信制の枠を越えて、同じ部活動の仲間同士、思い出に残る時間を過ごしてもらえればと思います。

部活動に熱中するのも高校生の夏ですが、卒業後の進路実現に向けて準備をするのも高校生の夏です。授業がない期間でも卒業予定生が担任と面談したり指導を受けたりしている姿を見かけます。オープンスクールに参加している進学希望の人もいると思います。秋以降始まる就職、進学の試験に向けて、しっかりと情報収集や面接準備をしてほしいと思います。

8月18日、定時制では授業が、通信制では前期試験が始まります。生徒さんの元気な姿を待っています。