ステップアップウィークで、1年次生は「企業見学」、2年次生と通信制の希望者は「インターンシップ」、3・4年次生と通信制の卒業予定生(希望者)は「進学・就職対策講座」を3日間行いました。
[ 行事活動 ]
【企業見学】
1年次生は、松江、出雲、雲南圏内にある5つの企業を見学しました。
1日目は、見学先の企業についてインターネットで調べ、質問事項をグループでまとめる活動をしました。また、挨拶の仕方やマナーについて全体で確認を行い、見学に備えました。
2日目は、5つのコースでそれぞれ1つの企業を訪問し、会社説明、社内の案内、準備した質問事項への回答をしていただきました。事前にグループで決めていた班長、質問係、記録係は、それぞれの役割を責任をもって果たしていました。
3日目は、8月23日にある1年次企業見学発表会に向けて、クロームブックを使って1グループ5枚~10枚程度のスライドを作成しました。グループ内で担当するスライドを割りふり、伝えたい内容、レイアウト、挿入する写真などを考え、協力して完成させました。3日目は、8月23日にある1年次企業見学発表会に向けて、クロームブックを使って1グループ5枚~10枚程度のスライドを作成しました。グループ内で担当するスライドを割りふり、伝えたい内容、レイアウト、挿入する写真などを考え、協力して完成させました。
企業見学や班活動の様子
(生徒の感想) 「働く」ということについて、気づいたことや考えたこと
・大変だけど、誰かのためになるし、やりがいもあって、自分にとって生きがいになるもの。
・お客様からの信用が大事で、納期に遅れがあってはダメだし、部品に不備があることもダメ。ミスをしてしまった場合はお客様からの信頼を失って、取引がなくなってしまう。働くとは、大きな責任が要ることを知った。
・指示を待つのではなくて、自分から行動を起こすことの大切さに気づいた。
【インターンシップ】
定時制2年次生と通信制の参加希望者がインターンシップに参加しました。3日間、48の事業所に伺い、実際に仕事を体験させてもらいました。事前に事業所に出向き、あいさつや打ち合わせにも行きました。校内での実習になった生徒達は、図書館や事務室の仕事について聞いたり、実際に体験させてもらったりしました。実習前は、不安な気持ちを話していた人が多くいましたが、終わってからの感想では、「自分が働いている姿が想像できたので、自分に少し自信がついた。」「従業員さんの効率よく働く姿を見て驚いた。」「優しく迎えてもらって働きやすかった。」など、それぞれの視点で次につながる言葉がありました。アルバイトとはまた違い、働くことの厳しさややりがいを実感する時間となったようです。
インターンシップの様子
【進学・就職対策講座】
定時制3・4年次生および通信制の卒業予定生(希望者)は、「進学・就職対策講座」に参加しました。初日は、外部から講師を招いて、本番さながらの緊張感の中、模擬面接を行いました。緊張でうまく話せなくなる参加者もいましたが、それぞれに面接上達へのヒントを得ることができました。 2日目は、志望理由書に書くことを決めるための自己分析をしました。 最終日は、進学希望者と就職希望者に別れての実施でした。進学希望者は、2日目の内容を踏まえて志望理由書やエントリーシートを仕上げました。就職希望者は松江市のくにびきメッセで開催された「高校生ジョブフェア」に参加し、参加企業99社の中から興味のある企業5社を選んで説明を受けました。実際に企業の担当者から説明を聞いて、刺激を受けたり、視野が広がったりしたようです。 進路実現に向けて、スキルとモチベーションをともにステップアップさせることのできた3日間となりました。
1~2日目 講義・模擬面接の様子
(生徒の感想)
・面接は普段の自分がでる場だと思った。姿勢や礼などは普段からきちんと行い、無意識にできるように ならないといけないと思った。
・模擬面接のときに全く言いたいことが言えなかった。練習していないとこんな結果になることがわかった。
・もっとアピールしたい所や直したい所がわかった。他の人のふるまいで真似したいところがみつかった。
・比較的リラックスして答えられたので、去年よりもうまくできたと思った。
・自分が無意識でやっているだめな所をしっかり指摘してもらい参考になった。他の人に見てもらうことは よいことだと思った。
・普段聞くことのない職種の方の話もとても面白かったです。
・志望理由書を書くのは難しいとわかった。
・いろいろな企業のブースを見て、就職先の視野が広がった。来年も楽しみです。