多文化共生を考える日 11月22日(水)実施
[ 行事活動 ]
11月22日(水)に「多文化共生を考える日」の活動を行いました。【前半の部】と【後半の部】の2部制で実施し、生徒や教員が共に「多文化共生」について考えました。
【前半の部】
「オープニング~世界の学校(ブラジル・中国)を体験しよう~」「ブラジルを知ろう」「フィリピンを知ろう(フィリピン紹介と生活体験文発表)」のコーナーでは、外国ルーツ生を中心に、文化や“あるある”を演劇・プレゼン形式で発表しました。それぞれの国の学校の雰囲気や文化が伝わり、文化の違いに驚きました。
生活体験文発表では、1年次の都築ヤナさんが、「365日、365チャンス」という演題で発表してくれました。日本での生活で感じてきたことを振り返りながら、日々のつらい経験を前向きに捉えることの大切さを語ってくれました。「幸せになるチャンスは、国籍や性別、年齢には関係なく、誰にでもやってきます。だから私は、もう少し楽観的に、ポジティブに、今を楽しんで生きていきます。365日、365のチャンスがあることを信じながら。」という言葉から、希望を持って前向きに頑張る勇気をもらいました。発表後には、ヤナさんの勇気と素晴らしい発表に対して、会場から大きな拍手が起こりました。
【後半の部】
定時制1年次生は、異文化体験ゲーム“バーンガ”を、未体験の教員と一緒に行いました。異なる文化に接したときの戸惑いや考えが通じたときの嬉しさなどを体験できました。その後、青年海外協力隊の体験談でカンボジア、ホンジュラス、ジャマイカのお話を聞き、それぞれの国の文化を知る機会となりました。
定時制2~4年次生・通信制生徒は“「やさしい日本語」ワークショップ”に参加しました。身の回りには難しい言葉で表現されているものが多く、相手に配慮して言い換えることで、だれにとってもわかりやすいものになることを実感できました。
お昼の時間帯には、「多文化ランチ」と題して、様々な国の飲食物の販売が行われ、にぎわいました。